
ホームページを作る、この意味では各種ツールやソフトを使用することで、比較的容易に目的を達成することが出来ます。
しかし、「何でも良いから作る」わけでは無いはずです。
守るべきルールや、ちょっとしたコツを知ることで、見違えるように「効果」が期待できるホームページが完成します。
ホームページを彩る画像として人気があり、広く普及しているものに、Flashアニメーションがあります。
同じアニメーションでも、GIFアニメーション画像よりも大きくスムーズな動きを表現できるだけで無く、そのデータサイズも極端に圧縮できるため様々な場面で使用されています。
しかし、見た目に派手でユーザーの注目を集めるFlashアニメーションにもその使用法を良く検討しなければならない問題点があります。
最近では少なくなりましたが、ホームページのトップページ(入り口)に使用された大きなFlashアニメーションや、全てのページがFlashにより構成されているホームページを見たことは無いでしょうか?
しかも、そのデータサイズが大変大きく、ダウンロードして表示し終わるまでにしばらく時間がかかり、急いでいる時や何度も訪れたことのあるホームページで気を揉んだことはありませんか?
そのような場合、多くのユーザーがFlash画像下部などに設定されている「Skip」ボタンを使用して、データのダウンロードやFlashアニメーションが始まる前にメインページへジャンプしていることと思います。
Skipボタンが設定されているホームページであればまだ良いのですが、ダウンロードを最後まで行い、Flashアニメーションを最後まで見ないとメインページに移行できないホームページもまだ存在しています。
多くのインターネットユーザーがADSL回線や光ファイバー網といったブロードバンド回線を使用しているため、「容量の大きさやダウンロード時間が多少長くてもそれほど気にする必要は無いのでは?」といった声が聞かれますが、実際にはダイヤル回線やISDN回線(ナローバンド)、モバイル端末からアクセスするユーザーも多く、ターゲットとするユーザーのアクセス状況をよく考慮しないと、閲覧するのに時間がかかりすぎるホームページは敬遠されてしまうのです。
これはFlashアニメーションに限ったことではありませんが、そのようなデザインにユーザーを惹き付ける独自性や、ユーザビリティが備わっていると思えません。
もちろん、全てのホームページでフラッシュを使用してはいけない!という話ではありません。
例えば、キャンペーンやプロモーション用途など、ビジュアル面やインパクトを強調したいような利用目的では、Flashアニメーションを利用するほうがよりベターなケースというのは大変多いと思います。
Flashアニメーションは、活用次第では「ユーザーが楽しめるホームページを制作することが出来る」だけでなく、動きのあるナビゲーションを入れたりすることも出来るので、Flashアニメーションがホームページ制作に不要なのではなく、その使用方法を誤らないことが重要なのです。
BtoBの情報サイトや地域近隣顧客へのサービスを行う企業のホームページでは、特にこの点を考慮する必要があると思います。
「ホームページで商売繁盛!」と考えている企業であればなおさらのこと、ホームページ制作でいう「デザイン」とは「見た目の派手な演出」を指すのではなく、「機能的デザイン」を指す場合が多いのです。
その意味でホームページ制作会社は、いわゆるデザイナーという職種よりも建築デザイナーに近いと思います。

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