
企業サイトがホームページを開設する時に必ず用意して欲しいもの、それが独自ドメインです。
独自ドメインが無ければホームページが運営できないと言う話ではありませんが、ここでは独自ドメインの必要性については割愛させていただきます。
今回は既に多くの企業サイトで利用している独自ドメインと、検索エンジンなどからのアクセスについて「効果的なWEB制作」をご提案したいと思います。
用語説明:フレーム、AJAX、FLASH
ホームページを作成する際、「フレーム(frame)」という方法で作成するケースがあります。
メニュー部分など多くのページで共通の内容を表示している際、フレームを利用する事で更新時の手間が省けるので重宝されました。
ところが現在ではその方法はあまり使われていません。
その理由はSEO対策におけるHTML構造の弊害と、URL表記の弊害が最大の問題点です。
まずは、このフレームで作成されたHTMLサンプルをご覧下さい。(新規ウィンドウが開きます)
表示されるページは、メニューを表示している左側部分とコンテンツを表示している右側部分に分かれていますが、それをフレームという方法で一つにまとめています。
そして、フレームを使用したページ(上記のURL)のHTMLソースが以下です。
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Language" content="ja">
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8">
<title>フレームHTMLのサンプル</title>
</head>
<frameset cols="30%,*">
<frame src="menu.html" scrolling="yes" name="menu">
<frame src="content.html" scrolling="yes" name="content">
</frameset>
<noframes>
このページはフレームを使用しています。
</noframes>
</html>
ご覧のとおり、人間の目には見えている右側の「メインとなるキーワードが書かれています。」の文字が、上記HTMLソース内には含まれていない事が解ります。
そのため、検索エンジンはそのキーワードについて上記URLのページを登録することが難しくなります。
これがSEO対策における「フレームの弊害」です。
また、フレームには上記だけでなく、以下のような問題点も含まれており、その使用には十分注意する必要があります。
先ほどのサンプルページで、左ウィンドウにある「サンプル2へのリンク」をクリックした時に表示されるページが目的のページだったとします。
そのページを誰かに教えたい時、本来であればページのURLをコピーしてメールなどに貼り付けるだけ終わります。
ところがフレームを使用している場合、別のページを開いた状態であってもURLが変わらないのです。
そのため、もし目的のページを誰かに伝えたい場合は、「このURLにアクセスして、左側にある**のボタンをクリックして、右側に表示される内容です」と伝えなければなりません。
サイトのボリュームが少ない場合はまだしも、ECサイトや今後コンテンツを増やしていく場合などは、情報のありかを伝えるだけでも面倒なことになってしまうので、早急に対策を取る必要があります。
「それなら、該当ページを右クリックして、そのページのURLを知れば良いのでは?」という方法もあるかと思います。
ですが、その方法でアクセスした場合、そこから先へ進めない(適切なナビゲーションが無い)状態も十分に考えられ、ECサイトなどでは致命的な欠陥になってしまいます。
同様に、検索エンジンでの表示結果にも問題があります。
検索エンジンでは、上記サンプルの右フレームを登録することがありますが、このようなナビゲーションの無いページへリンクしてしまうケースが多々あります。
これは作り手側の問題でもあり、適切なナビゲーションを施す事でトップページなどへ誘導することは可能ですが、そこから再度目的のページへ行き着けるかどうかは解りません。
以上のような理由から、フレームでホームページを制作することは、SEO対策・URL表示・ユーザビリティなどから見て、その使用はお勧め出来ません。
もちろん、適切な使用方法や対処方法でフレームページを正しく利用する場合はこの限りでは無いかも知れませんが、フレームを使用せずとも同じ事が出来る場合は、フレームに頼る必要も無いと思います。
<参考>
フレームの代わりにPHPを使う:Web屋のネタ帳
ボックスに入りきらない場合の表示方法を指定する:TAG index

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