
用語説明:フレーム、AJAX、FLASH
前のページで「フレームは目的のページURLが直接解りにくいのでお勧めしない」という記事を掲載しました。
フレームという手法は最近では滅多に使用されることが無くなり、先のような問題点についても認知度が高まったように感じます。
ところが、それとは全く違うホームページのデザイン手法で、同じような問題が出てきています。
ご存じの通りFLASHは、ホームページを彩るツールとして現在では欠かせないアイテムの一つとなっています。
「フルFLASHサイト」と言われる、全てのコンテンツがFLASHで作成されているホームページは、ユーザーに強烈な印象を与え、ユーザーの気持ちをぐっと惹きつけます。
ところがそんなフルFLASHサイトも、「ホームページの目的とターゲット」を誤ると、ある落とし穴にはまる可能性があります。
いわゆるFLASHサイトは、全てのページを一つの「FLASHファイル」で作成しています。
そのため、ページ移動する際にも改めて読み込む必要が無く、その代わりに凝ったアニメーションなどでページ送りを実現したり出来ます。
ただ一つ、問題があるとすれば一つのファイルで完結しているがゆえに「ページ移動してもURLが変わらない」ことです。(※FLASHサイトはjavascriptを使用して画面全体で表示することもありますが、その場合はURLすら確認が難しい場合もあります。)
これではフレームを使ったホームページと同様に、ある特定のページURLを知ることが出来なくなってしまいます。
もちろんこれを回避する方法もありますが、そのようなところまで考慮してFLASHサイトを作成している例はあまり見かけません。フレームの場合は、「右クリック」でURLを知ることが出来るのでまだ良いかもしれませんが、FLASHサイトではそれも不可能です。
もしこれがECサイトや、カタログサイトだった場合、致命的な問題点となります。
そのため、FLASHサイトを構築する際は、ホームページの目的とターゲットを見誤ってはいけないのです。
数年前からWEB2.0と言う言葉と共にホームページ制作テクニックの中で利用されるようになったのが、AJAXです。
FLASHを使用しなくても、動きのある操作性で様々な事が実現出来るため、これまででは考えつかなかったようなナビゲーション方法等に利用されています。
この弊社サイトでも複数のAJAXを使用しています。(例:ページ最上部にあるニュースティッカーなど)
例えばAJAXを使うと、このサンプルページのようなメニューが実現出来ます。(新規ウィンドウが開きます)
ホームぺージの限られたスペースで、多くの情報量が掲載できる他、コンテンツ切替え時にも余計なタイムロスが少なくて済むので、大変便利な機能と言えます。
ところが、このAJAXも「特定のページURLが解らない」という状況に陥ることがあります。
もうお気づきの事かと思いますが、先ほどのサンプルページでは「特定のタブが開いた状態(URL)を他人に教える事が出来ない」のです。
このような理由から、AJAXもホームページの目的とターゲットをよく考慮して利用する必要があります。
このように、FLASHやAJAXといったテクニック・手法は使い方を誤ることで、思ってもいなかったような落とし穴にはまる可能性があります。
これらを使用する時は、「このホームページにその技術は必要か?」「FLASHやAJAXで実現する場合、それによる弊害は無いか?」「弊害がある場合はそれをクリアする方法はあるか?」などを十分に検討する必要があります。
FLASHサイトやAJAXにおいても、ちょっとした工夫で特定のページに固有のURLをつけることが可能です。
例えば、URLに変数を与え、それをFLASH・AJAX側で受け取る事で「決められたページを開く」などが考えられます。
少し前まではURLに変数がつくこと自体、検索エンジンに嫌われると言うような事もあったようですが、現在では検索エンジンも進化し、「多すぎない変数」については通常のURLと同じように扱うようになっているので、検索エンジンに嫌われるなどと心配する必要もありません。
AJAXサンプル(上記サンプルの「メニュー4」を開いた状態で表示)
このような変数を持つURLを用意しておき、そのページへのリンクを適切に設定することで、ユーザーにも検索エンジンにもはっきりとそれを伝えることが可能です。

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