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Googleが受けたペナルティ?

2009年2月28日
西山

こんばんわ、ディレクター 西山です。
今回はちょっと真面目な話を。

WEBサイトを運営する際、重要だと言われているマーケティングの一つに「SEO(検索エンジン対策)」があります。
その言葉を知らなくても「自分のサイトを検索結果の上位に表示する方法」という話は聞いたことがあると思います。

さて、そんなSEOが一般的な世の中で、ある事件(?)が起きたことを皆さんはご存じでしょうか。
事件というには少々大袈裟かもしれません。
しかし、少なくともこの件で色々と考える人も多いとワタシは思って(願って)います。

先日、いわゆるSEO対策で「これをやってはいけない」と言われていることをやってしまった結果、Googleからペナルティを受けたと思われる企業がありました。

その名をGoogle日本法人
言わずと知れた、検索エンジン大手「Google」の日本法人です。

 

GoogleがGoogleからペナルティ?

Googleは「検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしてはいけない」とガイドラインの中で説明しています。
今回、Google日本法人が「やってしまったこと」は、この「不正行為=有料リンクの購入」にあたるようです。

品質に関するガイドライン - Google基本方針
Google、「有料リンク(Paid Links)がなぜいけないか」を明確に説明 - CNET Japan
GoogleがGoogleにPageRank変更のペナルティ? - CNET Japan

GoogleがGoogleからペナルティというのもアレな気がしますが・・・(^^;
具体的には、「Pay Per Post」と言われる方法で「検索エンジンで上位に表示したいサイトへのリンク設置(被リンク獲得)を目的に、報酬を支払ってブログ記事を書いてもらう」ということが行われました。

Yahooからの市場奪取に向けて手段を選ばぬGoogle、PayPerPostキャンペーンを採用 - TechCrunch
グーグル日本法人「急上昇ワード」の汚い宣伝手法で自滅 - スラッシュドット・ジャパン

その結果、Google日本法人はペナルティを受けたと思われます。
SEOに効果的とされる「被リンク」はユーザーからの支持を集めた結果として増加すべきものであり、報酬などを支払って故意に増加させてはいけない、と言う事ですね。

 

「広告費が必要なリンク=悪」ではない

Googleは「それが広告目的であることを明示的にし、かつ検索エンジンでの結果表示に影響がでない処置(具体的にはnofollow属性と言います)を行っていれば、それが有料リンクであったとしてもペナルティを課すような事はない」としており、有料で行われるリンク(広告)の全てを否定している訳ではありません。

つまり、いわゆる雑誌や新聞などの広告と同じで、それが広告であるための適切な処置が行われていれば、問題は無かったのです。
ただ、今回はその適切な処置が行われていなかった、ということです。

 

今回の件で注目すべきこと

今回注目していただきたいのは、GoogleがGoogleからペナルティを受けたと言う事ではなく、「広告主にペナルティが発生した」ということです。
これまでも様々なSEO手法(と呼ばれるもの)が「ペナルティ」を受けたことがありましたが、それはあくまで広告媒体(リンク元)の方でした。
「そのリンクが広告であることを明示的にしていない」あるいは、「隠しリンクとして設置していた」などのサイト・ブログに対して一定の条件のもとにペナルティ(無効化など)を課していたのです。

ところが、今回ペナルティを受けたのは広告主であるGoogleです。
このように「有料リンクを購入した広告主」がペナルティを受けたのは、おそらく初の出来事ではないかと言われています。
これにより「SEO目的の有料リンクを買ったらダメ」というGoogleの姿勢が改めて表面化したとも言えます。

 

SEOと被リンクの増加

ワタシは以前から「SEO目的の被リンク購入」にはあまり賛成できませんでした。
SEOに大切と言われている「被リンクの増加」は「ユーザーからの支持」だと考えているからです。

例えば、ある商品がユーザーに評価された結果、色々なブログなどで取り上げられて被リンクが増える、と言うようなことですね。

そのためワタシは、SEO目的の有料リンク購入をクライアントの方に相談されても、それ以外にできうるSEO対策を含むマーケティングをまず行うべきとお話しています。

もちろん、全ての「有料リンク」を否定しているわけではありません。
広告としてのメリットがあるのなら、仮にそれが「被リンクを獲得できないもの=検索エンジン上位表示に関係がないもの」だとしても購入に賛成します。

SEOを目的に被リンクを購入するのは「検索エンジンが無ければやらないこと」であり、そのために使える予算があるなら、他のマーケティング方法を検討する方が建設的ではないかな、と。

 

SEOが大切なのはワタシもよく理解しています。
しかし、その方法を誤ると、今回のGoogle日本法人のようなことが次はあなたに起こるかも知れないのです。

どんな成功にも近道はありません。
ご利用は計画的に。

 



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このページは、西山が2009年2月28日 23:40に書いたブログ記事です。

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